ペイオフと銀行印

まだ、耳に新しいペイオフです。
まさか、適応される事が本当にあるなんて・・・。
あってはいけないことですが、現実になってしまいましたね。

ペイオフと銀行印
金融機関が破綻しても貯金が1000万円までは保証される制度ですが、念のため、安全のために豆知識。

銀行印は夫婦、家族で分けていますか?

親切な銀行ですと、「ご家族で使用されているものと同じなので分けてください。」と言ってくれます。

例えば一本の同じ銀行印をご夫婦で使用していた場合、このペイオフが執行されると「名寄せ」されて同一扱いになってしまいます。

例えば、山田太郎さんと山田花子さんが同一銀行で同一の「山田」の印章を使っていた場合、山田花子さんも山田太郎さんと同一人物ということになって2人の預金合計が1000万円以上を超えている場合もペイオフの対象となり、1000万円までしか保証されないのです。

同様に、会社と個人の印鑑が同一の場合も合算されてしまいます。

なので、個人、会社、一人にひとつ銀行印をお持ちになることをおすすめいたします。

ペイオフが適応されると1000万円以下の貯金は保障されますが、数ヶ月間は凍結され引き出せなくなることが予想されますので、分散される事もおすすめいたします。

ほかに、同一印章を使用した場合のトラブルとして、夫婦仲の良い場合はいいのですが、そうでなくなった場合、どちらかが印鑑を持つことになるので面倒です。改印届けを出しても1週間ぐらいかかります。

個人の資産を守るために「あんまり使う事のないハンコ」であっても安全安心のために一人一本お持ちになり、今一度、ハンコの役割を見直してみてください。



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